ジャンプスマッシュの打ち方。ジャンピングスマッシュのコツと注意点

バドミントンの花形といえばやはり最も早く格好いいスマッシュですが、それらを更にかっこよく鋭くしたのがジャンピングスマッシュです。

テクニックなどで翻弄する事が多く、見た目は正直決して派手では無いスポーツのバドミントンですが、ジャンピングスマッシュはやはり別格のかっこよさとなっています。

女子の方はスマッシュの速さよりもテクニックで勝負が多いのであまり見かけないかもしれませんが、世界レベルなら使用してる方も多くなってきてますし、男子ならトップレベルはみんな使っているので、恐らく誰もが憧れてるショットだと思います。

ジャンピングスマッシュはかなりの難易度の高いショットですが、上手く打てるようになれば最大の決め球にもなりますし、何より目立ってかっこいいショットです。

今回はそんなジャンピングスマッシュの打ち方や注意点などをご紹介していきましょう。

ジャンピングスマッシュとは

ジャンピングスマッシュはその名の通りジャンプしながら打つスマッシュです。

男子プレイヤーの多くは多用してるこのショットですが、一番の目的はやはり高い打点で角度のあるスマッシュを打つということでしょう。

高い打点で早く鋭いスマッシュを打てればそれはかなり効果的なショットですし攻撃の幅も広がり、しっかり打てれば一撃で決めることも可能であると言えます。

初心者の方からすればとても難易度の高いショットですし、上手く打てないうちはわざわざ飛ばないほうがずっといいショットを打てると思います。

ですが、やはり打てるに越したことはないですし、しっかりと注意点を気をつけてやるべきことをやれば誰でも打つことは可能なショットですので、この機会にしっかりとした撃ち方や、練習すべきことをチェックしていってください。

ジャンピングスマッシュを打つために必要な事

ジャンピングスマッシュを打つ前にまず必要なことは、当たり前のことですが最低限の跳躍力ですね。

いざジャンプしたところで普段の打点と変わらなかったらなんの意味もないですし、それなら飛ばないほうがいいじゃんってなってしまいます。

普段のスクワットや、太ももを上げてジャンプする筋トレなどでしっかりと跳躍力も鍛えるようにしてください。

もう一つはジャンプしてもぶれない体幹が必要になるでしょう。

いくら高く飛んでいいスマッシュをうてたとしても、着地した時にバランスを取れなかったり、体が流されるようでは返球された時に対応できません。

そもそも体幹が悪かったらジャンプしても綺麗に打つことすら厳しいかもしれませんので、体幹トレーニングもしっかりやるようにしてください。

理想としては、どこかだけを鍛えるのではなく、バランスよく体全体の筋力を鍛えるようにしましょう。

ジャンピングスマッシュは確かに決定力などから考えれば最高に魅力的なショットですが、それだけあって本当に打つのも難しいショットです。

何度も飛ぶことで体にはとても負荷がかかりますし、まだ筋力が足りない状況で何度もやれば怪我などにも繋がります。

体に異変を感じるようなことがあれば無理に挑戦せずに、足りないと思われる部分をきちんと鍛えるようにしてください。

ジャンピングスマッシュの打ち方

それでは、ここからは大まかにですがジャンピングスマッシュの打ち方をご紹介していきましょう。

ひとえにジャンピングスマッシュと言っても、ジャンプの仕方や打ち方などで違いが出てきます。

どれも慣れてくれば使う可能性があるショットですので、それぞれの特性や意識することをしっかりと頭に入れておくようにしましょう。

片足で飛ぶ打ち方

まずは片足で飛ぶパターンの打ち方ですが、これはオーソドックスであり、女性の方でも出来る打ち方だと思います。

基本的には普通にスマッシュを打つ時の動作のままですが、打つ時に重心を乗せた右足を蹴り出してジャンプします。

そして左足で着地して前に出るのが一連の流れとなっていて、しっかりと足を入れ替えるのが重要となってきます。

比較的ジャンプスマッシュの中では打ち安い部類ですのでまずはこの撃ち方で挑戦してみると良いと思います。

決定力でいうと普通のスマッシュにプラスアルファという感じですので、そこまで一撃必殺というわけには行きませんが、効果は当然あるのでオススメです。

横に飛ぶ打ち方

サイドにジャンプして打つパターンのスマッシュですが、こちらは少し特殊なパターンかもしれません。

イメージとしては、シャトルに飛びつくという感じが良いかもしれませんね。

上記の片足飛びのスマッシュは十分な体制で打つことが多く、体全体の力を使うことが出来るのですが、サイドジャンプの場合はジャンプして以降は上半身のいろいろな力のみで打つことになります。

普通に追いかけたらアンダーでとらなければならないショットを、やや無理やり上で取るためにジャンプする感じでしょうか。

なので、この場合は自分自身も満足な姿勢ではなく、全力で打つことは出来ないので、大事なことはしっかりとコースを狙うことです。

サイドジャンプで打つことになった際は角度はまずは諦めて、上半身の力だけで速さとコースを重視するようにしてください。

サイドに飛ぶので体は横に流されている状況なので、着地した際に体が流されないようにしなければならないのも重要なポイントです。

両足で飛ぶ打ち方

恐らくジャンピングスマッシュでは一番高さも威力も出るのがこの打ち方ではないでしょうか。

一番早く高く打てるので見栄えも決定力も格段に高いジャンピングスマッシュだと思います。

両足を地面についた状態で膝を使い、腕も上に飛ぶ際の反動になるようにしてとにかく高く飛ぶことが重要です。

極端なイメージですが、垂直跳びの記録を測る時の飛び方があると思いますが、あれに近い感じで最高点をできるだけ高くして、最高打点で全力で打つのが理想でしょう。

膝をしっかり曲げて飛ばないと高さは出ませんし、高さを気にしすぎると打つことが疎かになるので、本当に難しいショットですね。

打つためには完全に余裕がる時しか出来ませんが、このショットをしっかりと打てるようになれば大きな武器になること間違いなしですし、何度も言いますが、何よりかっこいいですのでぜひ極めてほしい打ち方だと思います。

ジャンピングスマッシュの練習方法

基本的にはやはり反復練習という形になると思います。

まずは跳躍力と体幹をしっかりと鍛えるためのトレーニングを日々行ってください。

そしてシャトルは使わずにゆっくりでいいのでジャンプして素振りなどを行っていきます。

ある程度方がしっかりと出来てきたらシャトルを使い、しっかりと捕らえれるようにしてください。

最初は角度云々はおいておいて、しっかりジャンプした状態でしっかりと当てることを意識するようにしましょう。

それが出来るようになってきたら角度やコース、威力などどんどん精度を高くしていってください。

花形でありエースショットですが、やはり簡単ではないので何度も同じことを繰り返さないと打てるようにはなりません。

ですが、しっかりと基礎トレーニングから怠らずに何度も繰り返し練習すればきっと打てるようになるショットです。

せっかくバドミントンをやってるならかっこよくズバッとジャンピングスマッシュを打ちたいと思いますので、ぜひ頑張ってください。

まとめ

まずはジャンプするための最低限の筋力や体幹をしっかりと鍛えてください。

ジャンプする目的は打点を高く角度をつけることですので、そもそものジャンプが低かったらなんの意味もないですし、打った後にバランスが取れなければミスショットみたいなものですからね。

スマッシュの中でも最上級のかっこよさと決定力の変わりの、最上級の難易度のショットですので、マスターするまでには結構な練習が必要になると思いますが、諦めないで頑張ってください。

ジャンピングスマッシュが打てれば試合でも有効ですし、攻撃の仕方も増えてとても効果的です。

ぜひ花形ショットであるジャンピングスマッシュを極めて、レベルアップしてください。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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