バドミントンのスマッシュを強化させるために最も大切な筋トレ方法。

バドミントンの花形でもあるスマッシュは、バドミントンをするものなら誰もが憧れ、かっこよく速いスマッシュを打ちたいと思ったことでしょう。

そうしてスマッシュを一生懸命練習していく中できっと色々な壁にぶつかっていくことだと思います。

いまいち速くならない、なんか軽いなど感じることもきっと多くなっていくでしょう。

スマッシュをしっかりしたものを打つためには当然筋力が必要となってきます。

もちろん筋肉をつければいいというだけではないので合わせて紹介していきますが、スマッシュに対して伸び悩んでいる方は参考にしていってください。

スマッシュとは

冒頭でも簡単に紹介しましたが、スマッシュはバドミントンというスポーツで一番の花形のショットであり、素晴らしいスマッシュは見るものをとても魅了します。

バドミントンを知らない人からすれば、何よりも速いスマッシュはとてもかっこよく見えることでしょう。

確かにスマッシュはバドミントンで最速のショットであり、スマッシュが速い人はとてもうまく見えますよね。

しかし、それはあくまで未経験者からの目線であり、経験者からすれば当然それだけではダメなことは感じていることでしょう。

もちろん、速いに越したことはないですが、正直経験者なら並の速さなら結構誰でも打てるものです。

経験者の並みの速さと言うのは、未経験者からすればとても早く見えるレベルですね。

男女で差はありますが、それぞれのレベルで普通だなってレベルが未経験者からすればとても早く見えるんですよね。

普段からその速度に見慣れている経験者は、そこから更に秀でた本当に速いスマッシュに対してしか速いとは感じないでしょう。

では、なぜその本当に速いスマッシュと普通に速いスマッシュで差が出るのか、その理由の1つには筋力の差があると思います。

筋トレを沢山やれば良いのか

もちろん筋力だけが理由ではありませんが、大きな理由の1つであると言えます。

他にもフォームや打点、角度などスマッシュが良くなるには様々な要素が関わってきます。

ですが、やはり速い、重いスマッシュを打つためにはまずは筋力が重要になってくるでしょう。

イメージ的には、筋力×フォームという感じで、100点に近いほど良いスマッシュという感じで考えてほしいと思います。

筋力が10点満点で、かけるフォームが10段階制度というイメージで考えてほしいと思います。

筋力が1点の人はフォームが10点でも10点にしかならないという感じですね。

どちらか満点でも結局は良いスマッシュにしかならないということを覚えておいてください。

確かに、筋トレをそこまで頑張らなくてもある程度の速さにはみながたどり着けますが、そこから更に抜き出た速さを手にい入れるためには少々きつい筋トレがどれだけ出来るかという部分の差が関わってくるでしょうね。

バドミントンはスマッシュに限らず使う筋肉はほぼ全身で、全身の筋肉をバランスよく鍛えることが重要です。

では、具体的にどういった筋トレが必要なのか見ていきましょう。

腕の筋力

イメージとしてはスマッシュを打つのは腕ですので、一番大事な筋肉という感じに思いますよね。

確かに非常に重要な筋力ですが、ここだけ鍛えたりするようなことはしないようにしましょう。

何度も言いますがバランスが重要ですので、腕もしっかり鍛えるということを意識してください。

腕を鍛えるためには、オーソドックスに腕立て伏せが効果的です。

他にも、懸垂やダンベルなど道具があれば色々と出来ますので、しっかりとした筋トレで腕と合わせて胸筋も鍛えるようにしてください。

懸垂はかなりきついですが、色々と重要な筋肉が同時に鍛えられるので、鉄棒などがあればぜひやるようにしてください。

下半身の筋力

上体がいくら強くなっても、それを支える下半身が弱いと意味がありません。

下半身も非常に重要で、スマッシュのみではなく、様々な形で大事な筋力ですのでしっかりと鍛えてください。

鍛え方としては、やはり一番効果的なのはスクワットであると思います。

他にも、太ももを抱えるようなイメージでジャンプをするトレーニングも腹筋にも効果的でおすすめです。

あとは、段差を上り下りするのも手軽にできて非常に効果的ですので、空いてる時間にはぜひとも挑戦してください。

腹筋と背筋

部活動などで必ずやらされる筋トレだと思いますが、多くの方はそこまでの意味を感じられていないのではないでしょうか?

言われたからとりあえずやるけど、実際なんの意味があるんだろうか、背中に筋肉なんて必要なのか?そう感じる方もいるでしょう。

ですが、断言します、腹筋背筋はとても重要です。

きちんと体を支えるためにはこの2つもとても大事で、疎かにすると満点のスマッシュには近づけないでしょう。

久しぶりにバドミントンをすると、腹筋が筋肉痛になったり背中が痛くなったりするのですが、それだけその二つを使っているということです。

オーソドックスに寝転がって体を起こす腹筋と、うつ伏せに寝て上体を起こす背筋で十分ですのでしっかりやってください。

余裕が出てきたら上げたままの上体で止まるなど更に負荷をかけていくようにしましょう。

側筋も鍛える

上記の腹筋背筋と合わせて鍛えてもらいたいのが体の横の筋肉です。

非常に鍛えるのが難しい部分ですので、いまいちやり方もわからないかと思いますが、オーソドックスなやり方を1つご紹介します。

横を向いた状態で横になり、横を向いたまま上体だけを起こす感じですね。

他にも、横を向いた状態で片手で体を支えて、足だけを上げたりすることで体幹も鍛えられますのでやってみてください(ヘビーサイドブリッジというトレーニングです)

手首を鍛える

手首に関しては筋肉自体があまりなく、どうやって鍛えるのか非常に悩ましい部分ですが、ここはやはりラケットを振ることがベストでしょう。

腕を振らずに手首だけでラケットを振るなどがとても大事で、あえて重たいラケットなどを使ってやるのも良いと思います。

ただ、手首は結構怪我しやすい部分でもありますので、明らかに異常を感じた場合は早めに休めるようにしましょう。

フットワーク

鍛えた筋力のチェックにも最適なのがフットワークです。

どれだけ早く動けるか、しっかりバランスよくラケットを振れるか、それをしっかりと確認してください。

合わせて筋力も鍛えられるので、総仕上げ的な意味も込めてフットワークはしっかりとやるようにしましょう。

ノックや基礎打ち

同じショットを何回も打つ基礎打ちやノックをやれば、フットワーク同様に今の自分の筋力のバランスを知る重要な練習です。

しっかりと打つ上で、自分に足りない箇所を理解し、その部分を早急に補えるような筋力トレーニングをするようにしましょう。

筋力の鍛えすぎには注意

さんざん鍛えろ鍛えろと言ってはきましたが、皆さんはバドミントンプレイヤーです。

鍛えるにしても限度があるというものを理解してください。

ボディビルダーならどこまでも無限に鍛えていいですが、バドミントンは動くスポーツですので、せっかくの筋肉がフットワークの妨げになったら何の意味もありませんからね。

全身の筋肉をバランス良く鍛え、重くなりすぎないように注意してベストな筋力を目指してください。

恐らくは、大体の方がまだまだな状態だと思いますので、頑張ってやってください。

まとめ

スマッシュを打つためにはしっかりとした筋力とフォームが必要です。

今回は筋トレの話でしたが、筋トレと合わせてフォームの練習もしっかりとやってください。

強靭なスマッシュを打つためには筋力とフォームがしっかりと相乗効果を発揮することが重要です。

せっかくバドミントンをやっているのに、並の速さでは満足出来る人はきっといないでしょう。

ぜひ一段階上にいって、速さに合わせて重さやキレもあるスマッシュを目指して筋トレを頑張ってくださいね。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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