バドミントンのための手首筋トレ法!手首強化のポイントを詳しく解説

バドミントンが上手くなるうえで非常に重要なのが手首の使い方です。

手首が弱ければそれだけショットの威力やラケット捌きにも影響が出てしまい、せっかく他の技術が高くてもそれを活かしきれません。

しかし、手首というのは目にわかる筋肉が多いわけでもなく、鍛えると言ってもどういった鍛え方があるのか少し難しいですよね。

今回はそんな手首を鍛える方法をいくつかご紹介していきますので、今後のトレーニングの参考にしていってください。

バドミントンで手首の重要性

手首がとても重要と聞くと、バドミントンでは意外に思われるかもしれませんが、全く大げさでもなく紛れもない真実なのです。

全てのショットに対して関わってくるのが手首ですし、手首の使い方でショットの良し悪しは大きく変わると言っていいでしょう。

わかりやすく言うと、バドミントンは、特にダブルスですが、非常に次の展開が速いスポーツで、わずか数秒単位でラリーが動く目まぐるしい速さのスポーツであり、そのたびに長いラケットを返したりしなければなりません。。

その次の展開に備えるためにはラケットワークがとても重要になってきます。

勝てる人と勝てない人、パット見の実力に大きな差はないように見えても勝敗に差が出てくるのは、この手首の使い方が影響してる可能性も大きくあるでしょう。

では、どうすれば手首を鍛えられてラケットさばきが早くなるのか、筋肉がいまいち見えない手首では鍛えられてるか判断が少し難しいですよね。

ですが、手首は鍛えればしっかり強くなっていきますので、パッと見では確認できないかもしれませんがきちんと鍛えるようにしましょう。

トレーニングの前に

手首は非常に重要なので、手首が故障してしまうとそれこそバドミントンどころではありません。

体全体を使うバドミントンですのでどこを痛めてもダメですが、手首は特に大事にしてほしい部分です。

トレーニングをする際はしっかりと手首の柔軟もして、無理なくやりすぎない範囲で鍛えるようにしましょう。

一日でとんでもない数をやるよりも、毎日しっかりと回数をこなす方が良いと思いますので、急な成長を求めず、しっかりとした段階を踏んだ船長を目指してください。

素振りで鍛える

一番場所も道具もこだわらずに鍛えることが出来るのはやはり素振りではないでしょうか。

ある程度の面積を使えるなら合わせてフットワークやフォームもしっかりと鍛えることが出来るトレーニングですね。

ラケットを上に上げた状態で手首だけで何度も振ったり、バックハンドで同じく手首のスナップで振るなどを繰り返すと良いでしょう。

単純作業のように見えますが、結構手首と手のひらに掛かる負荷は大きいので、とても鍛えられると思います。

できれば良いのですが、合わせてフォームの確認や軽いフットワークも織り交ぜると、とても効率のいい練習になるのでおすすめですよ。

カバー付き素振り

ラケットの面のみをかぶせることが出来るカバーを着けて素振りをすることで、手首には一層の負荷をかけることが出来ます。

数十年前でしたら普通にそういうカバーで多く打っていたのですが、最近は少なくなってきて入手が難しいかもしれませんが、最悪自作でも良いので作って見てください。

要はラケットの面が風通しができなくなればいいので、紙やダンボールで挟んだりする感じでも出来なくはありません。

ラケットの面がカバーされることで非常にラケットが重くなり、手首のみならず腕全体も鍛えることが出来ます。

外したときにとても軽く感じる爽快感もあるのでぜひやってもらいたいですね。

ダンベルなどで鍛える

ダンベルやそれに変わるものを持っていたら、それを使って鍛えるのも方法です。

ダンベルを持ち、あくまで手首だけを動かすようにして何度も上げ下げすることで手首が強化されます。

できれば片手ではなく両方の手でやるほうが効果的ですね。

あまりに重すぎるものなどは危険なので、ある程度自分的に常識の範囲内の重さにスルようにしましょう。

手首を開く

素振り以上に場所も時間も道具も気にしなくていいトレーニングで、一見すると何の効果も無く見えるトレーニングですが、意外にもかなり続けることで効果が出てくるトレーニングです。

手を前にまっすぐピンと伸ばし、ひたすら手のひらを開く閉じるを繰り返すトレーニングです。

手は絶対に真っすぐ伸ばし、手のひらはピンと指全部を伸ばしてください。

最初はヘラヘラ笑いながら出来ると思いますが、繰り返していくうちに徐々に腕や体に負荷がかかってくるのが感じられると思います。

回数は最低50回位を目安に、自分の余裕と相談して回数を上下させると良いでしょう。

ストレッチをする

人間が誕生してから進化していく中で、必要な箇所に必要な筋肉が残り、いらない箇所は削られていったのだと思いますが、その中で手首の筋肉は無くなっていっったのでしょう。

恐らく四足歩行の時代は今より手首もずっと強くて太かったと思います。

人間の体は使っていると判断すれば必ず筋肉が付きやすくなりますので、ストレッチでも毎日しっかりやれば体は手首の重要性を意識してくれるようになります。

ただし、忘れずに毎日やらないと、腕や脚と比べて手首は重要性は低い箇所という認識ですのですぐに落ちてしまいます。

ストレッチ事態は疲労回復やリラックスにも効果的ですし、しっかりと毎日続けることでほぐれますし、筋肉も付きやすくなりますので挑戦してください。

私生活でも細かく意識をする

私生活でも意外と手首に筋トレになりそうなことは結構転がっています。

例えば、料理をするときの鍋を持つ作業や混ぜる作業であったり、豪雪地帯だったら雪かきなど、普段やるかやらないか微妙なところにも意外と手首のトレーニングは転がっているものです。

普通に生きていて、これ手首のトレーニングになりそうかもと思ったことがあれば日課に取り込めば結構いいトレーニングになるかもしれません。

料理なんて普段はしなかったけどスルようにしてみるなどですね、もし私生活の中で発見があれば取り込み、合わせて私生活も充実させれれば最高ですよね。

まあ、あくまでやらないよりというレベルですし、日々やることでもないと大きな成果は見込めませんが、ぜひ探してみてください。

手首を鍛えるときの意識すること

手首が重要な理由は何度かお伝えしましたが、ドライブやレシーブの際に、コンパクトに強い速いショットを打てるようになるためです。

体全体を使って打つスマッシュは誰が打ってもある程度速いですが、バックスマッシュはかなりの個人差が出てきます。

ハイバックのクリアもそうですが、全く飛ばない人、遠くまで飛ぶ人、鋭い人の差は手首の力であると言えます。

手首の力だけである程度速いショットを打てたり、遠くへ飛ばすことが出来るということは、本来力を加えるために必要な動作を1つ抜かせるということです。

その1つが無いだけで、展開の早いバドミントンではとても有利ですし、一歩速い行動に映ることが出来ます。

もちろん、動作を抜かさないで打てばとても鋭く速いショットが打てるということなので、手首が強くて損することはないのです。

ダブルスで上手くなることを目指してる方からすれば一層手首が重要ですので、よりコンパクトに振ることが出来、より遠くに飛ばせることを目標にトレーニングしてください。

ただ、何度も言いましたが、やはり手首はとても重要な部分ですので、本当に怪我にだけは気をつけて、異変を感じたらすぐに辞めて様子を見るようにしてください。

まとめ

手首の使い方次第で結果は大きく変わると言っても良いのがバドミントンです。

小さい動作で少しでも強い打球を打つためには手首の強さがとても重要です。

手首を鍛えるトレーニングは非常に地味な上に、辛く、結果がすぐにはわからないものが多いですが、日々続けないと意味がありません。

少し億劫な練習なのは事実ですが、目指すものがある人はしっかりと続けるようにしましょう。

どんなスポーツにも言えることですが、やりたくないことをどれだけしっかり出来て、少しでも楽しさを見いだせるかが成長の秘訣です。

怪我をしない程度にしっかり練習して、数カ月後に見違えるように成長できるように頑張ってくださいね。

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