バドミントンラケットの選び方。プレイヤーのタイプ別に詳しく紹介

バドミントンをする上で無くてはならないパートナーは当然ラケットですよね。

今では無数の種類があり、メーカーも色々あってとても選ぶのが難しいと思います。

決して安いものではないラケットなので、出来れば失敗はしたくないですよね?

今回はそんなラケットの種類や特徴をご紹介していきますので、ぜひラケット選びの際の参考にしてください。

バドミントンのラケット


今よりずっと昔は木でできたラケットでバドミントンをしていたことを考えると、昨今のラケットの技術は非常に高くなったと言えるでしょう。

軽くてそれでいて機能性も高く、非常に綿密なデータのもとで様々な特性のラケットが製造されています。

以前でしたらそのシェアの9割はYONEXが占めていましたが、最近では他のメーカーもYONEXに追いつけ追い越せの勢いでその規模を広げていますね。

GOSENやWilsonなど、有名選手をスポンサーにつけたりで人気をあげてきていて、まだまだYONEX優勢とは言え、今やラケット業界はかなり混戦模様になりつつあるといえるでしょう。

各メーカー他に負けずと常に質の高いラケットを開発してくれています。

そうなると、プレイヤー的には道具の質が高くなって嬉しい半面、どれも素晴らしくて選ぶのがとても難しくなってしまいますよね。

良いラケットなら軽く2万は超える価格ですので、学生からするとかなり大きな買い物なのでミスは許されません。

では、ラケットを選ぶ際は何を意識すれば良いのか追求していきましょう。

ラケットの特徴を知る

ラケットを選ぶ上で、絶対にチェックしなければならないのはその特徴です。

HPであらかじめ調べたり、お店で店員さんに聞いたり、気になってるラケットがる人はそのラケットはどういうラケットなのか確認しましょう。

ラケットの差は沢山ありますが、基本的には、重さ、グリップの太さ、長さ、この3つが大きな差となります。

重さはUという単位でラケットに表示され、5Uが一番重くて2Uが一番軽くなっていて、5Uと2Uの差は約20gとなっています。

グリップはGという単位で表記されていて、4~6まであって4が一番太く6が一番細いです。

長さは、名前にロングと表記されているラケットは10mmほど長いシャフトとなっています。

3つとも数字にすると非常に僅かな差に見えますが、実際振ってみたらぜんぜん違うラケットに感じるものです。

メーカーに関しては、どのメーカーも素晴らしいラケットを出していますので、好みで選んでも大丈夫だと思います。

では、どんな人がどんなラケットを使うべきなのか、自分でいまいちわからない人は自身のプレイスタイルを思い返してください。

プレイスタイルでラケット選びはかなり変わってきますのでご紹介しましょう。

パワータイプのプレイヤーにオススメ

男性でシングルスプレイヤーであったり、筋力が人よりも強めで、スマッシュに自身があったりするプレイヤーの場合は重めのラケットで太めのグリップがおすすめです。

せっかく力があっても軽いラケットでは力がシャトルにうまく伝わりませんし、スイングスピードについてこられないなどの障害もあります。

太いグリップも力がとても伝わりやすく、意外とヘッドの重さは感じないので力づと位スマッシュが打てる可能性がとても高くなります。

更に追求するなら、パワータイプはシャフトの硬さも気にしたほうが良いでしょう。

力に自信がない人やダブルス専門の方はこちらのタイプはあまりオススメは出来ませんので注意してください。

オールラウンダー向けのプレイヤーにオススメ

シングルスもダブルスもやっていて、技も何かが秀でてるわけではなく、全体的にそつなくこなすことができるオールラウンダーは、やはり全体的に中間のラケットがおすすめです。

重さで言うなら4Uか3Uで、太さはG5がおすすめですね。

言い方を悪くすれば無難なラケットですが、それだけ攻撃にも防御にも対応しやすい万能なタイプとなっています。

一番人気なのもこのタイプのラケットではないでしょうか。

自分がどういうプレイヤーかまだ定まってないうちはこのタイプのラケットを選ぶのが一番失敗が少ないかもしれませんね。

テクニック系プレイヤー

ダブルス専門の女性や力の無い方は、必然的にうまいレシーブや返球が求められると思います。

そういう方はやはり軽くてグリップが細めのラケットがおすすめです。

軽くて小回りがきく分余裕を持って対応できますし、力のない女性でもうまく扱えると思います。

決して速く重いスマッシュは打てませんが、レシーブでの振り遅れなども少なくなるので、自分は力がないなぁとか、攻撃より守備で頑張りたいと思ってる方はこちらのタイプを選ぶと良いでしょう。

2UG6などの表記のラケットがおすすめですね。

極力やってはいけないラケットの選び方

ラケットの選び方をタイプ別にご紹介してきましたが、それでもラケット選びはとても難しいものです。

次は、やってはいけない選び方を参考までにご紹介しますので、こちらも合わせてご確認ください。

デザインなどで選ぶ

決して絶対ダメというわけではないのですが、出来れば辞めたほうが良い選び方ですね。

色やデザインがかっこいい、名前がかっこいい、有名人が使ってる。

上記の理由でラケットを選ぶと後悔する可能性が高いと思います。

気持ちはとてもわかりますし、どうせ使うなら自分的にかっこいいラケットが良いと思いますが、出来れば似たデザインで何本か候補を作って、それぞれの特徴なども踏まえた上で選ぶようにしましょう。

現在使ってるシリーズの新作だから買う

これも間違いではないですし、使い慣れてるものが良いとは思います。

しかし、同じシリーズでもガラッと中身が変わっていることもありますので、買う前に一度特徴をチェックしてください。

いきなりものすごい軽いラケットになってるなんてこともありますから。

値段が全てじゃない

当然やすいラケットより高いラケットのほうが性能がいいのは間違いありません。

出来れば1万以下のラケットは選ばないのが無難であると言えます(セールなどで特価の場合は別ですが)

ですけど、1万を越えてくると高ければいいてものでも無くなってきますので、こちらもきちんと特徴を調べ、出来れば試打などもしたほうが良いでしょう。

自分の実体験として、高いから良いラケットだと思って買って、全く使わなかったなんてこともない話ではありません。

自身の使いやすさが大事なので、1万のラケットのほうが2万のラケットより使いやすいなんてこともザラにあります。

もし2万のラケットより1万のラケットのほうが馴染んだ場合は、同じラケット2本買えて予備にできる計算になりますからね。

決して安いものではないどころか、比較的高額なお買い物ですので値段に釣られないようにしましょう。

ラケットの長さについて

ラケットには普通の長さとロングというタイプが有り、長さにして約10mmの差が生まれます。

最近ではロングが主流になってきていて、普通サイズが減ってきている状況ですが、こちらに関しては使いやすい方を選んでいただければと思います。

一応参考までに言うと、長さが違うので重さもロングは多少重くなりますが、その分重いショットが打てることでしょう。

普通サイズに関しては、振り抜きやすく小回りが効くので、扱いやすさはこちらのほうが高いです。

あとは身長なども多少は影響してくると思います。

約1cm分身長の低さをカバーしてくれるわけですからね。

こちらも上記で紹介した自身のプレイスタイルと合わせてのノーマルかロングか選ぶといいでしょう。

大体はラケットにロングと表記されていますのが、最近は書いてないこともあるので購入前にはきちんと確認してくださいね。

まとめ

ラケットは本当に重要ですので、選ぶ際は少し慎重すぎるくらいがちょうどいいと思います。

壊れない限りは数年間一緒に戦う大事なパートナーですから。

購入の際は自身のスタイルを思い出し、出来れば試打や友人に借りてみるなどしてから購入に踏み切るようにしましょう。

上記で上げたタイプはあくまで参考ですし、ラケットは本当にたくさんの種類があります。

一度購入して気に入ったラケットなどなら通販でもいいですが、最初のラケットはお店で直接持ってみて、軽く振ってみて決めてください。

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ぜひ最高のパートナーを見つけてくださいね。

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