バドミントンをするにあたり、ラケットと同じくらい大事なのがシューズです。
最近では機能性にも優れた上にデザインも非常にオシャレなシューズが沢山発売していますね。
メーカーもそれぞれ個性を出そうとしていて、メーカーごとにいろいろな特色があって選ぶのもとても難しいです。
今回はそんなシューズ選びについて、購入の際に失敗しないように色々な面で大事なことや特徴をご紹介していきます。
決して安いものではないので、買う際に失敗しないように参考にしていってください。
バドミントンシューズについて
バドミントンは室内スポーツですので、当然室内で使用することに特化した性能のシューズということになります。
値段が全てというわけではありませんが、高額なシューズはそれに見合った高性能な靴ですので、余裕があれば少し高めでも良いシューズを買ったほうが良いと思います。
初心者のうちはバドミントン用ではない室内シューズでも問題はありませんが、できるだけ早く揃えたほうが良いでしょう。
相場的には安いものでは5000円前後から購入できます。
ラケットなどは最悪デザインで選んでも使うことは出来ますが、シューズの関しては失敗したら場合によっては履くこともできないので、必ず現物を見て、一度足を通してから購入したほうが良いでしょう。
バドミントンシューズを選ぶポイント
バドミントンシューズを購入するにあたって、色々と何が良いとか悩んだりしてしまうのは当然だと思います。
最終的に決めるのは自分ですし、デザインなどの好みもあると思いますが、ある程度ポイントを抑えて、そのポイントに合った候補をいくつか絞って購入するようにしましょう。
出来ればかっこよかったりかわいいのが良いのは当然ですが、それにこだわりすぎて使い勝手の悪い靴や性能の低い靴を選ぶのは成長の妨げにもなりかねません。
ですので、このあと紹介するシューズ選びの重要なポイントを軽く頭に入れた上で、その中で候補を絞るようにしてください。
グリップ精度
バドミントンシューズで一番大事なことは、いかに滑らないかということです。
普通の室内シューズと一番違うのはこの部分で、バドミントンは体育館でプレイするスポーツで、スパイクとかなしで全く滑らないことが重要となります。
靴が滑ると確実に不利ですし、怪我などに繋がる可能性もあって非常に危険です。
バドミントン用のシューズなら大抵は滑らないように出来ていますが、それでも値段などでゴムの質やグリップ力は変わってきます。
やはり値段が高いほうが滑らなさも耐久度も上がってきますので、セールとかではなく定価の時点で安すぎるのは避けたほうが良いかと思います。
値段が安いとどうしてもゴムの減りなども早めですし、長い目で考えるなら高いものの方が結果的にはお得と言って良いかもしれませんね。
軽量性
次に大事なのは、どれだけ軽いかという部分です。
こちらも基本的には近年の技術によって軽量化されてきているので、大体の品は軽いのですが、やはり物によって多少の増減はあります。
多少重くても軽い動きに自信があるなら大丈夫ですが、やはりフットワーク面なども考えてできるだけ軽いに越したことはないでしょう。
気に入った靴があった場合は、それぞれ持ってみて、より軽い方を選択すると良いと思います。
クッション性
踏み込んだりステップしたりと、地面に対して強く力を入れることが多いので、靴のゴムや弾力性も重要なポイントです。
あまり靴の底が薄いと足に衝撃が伝わりやすく、痛めたりする要因にもなってしまいます。
こちらもやはり高ければ高いだけいい素材で作られていますので、あまり安すぎないのを選ぶのが良いと思います。
デザイン性
散々デザインじゃなくて値段や性能で選べといいましたが、やはりせっかくなら好きな系統のデザインの靴の方がやる気的なものも変わってきますよね。
色はもちろんのこと、くるぶしくらいまで隠れるタイプや浅いタイプなどもあり、メーカーによっても違いなど様々あります。
確かに完璧にお気に入りの靴が値段や性能含めて文句なしってことは少ないかと思うので、多少の妥協は必要になってくるかと思います。
ですが、今やバドミントンのシューズも溢れんばかりの種類があり、様々なデザインがあります。
何個かお気に入りのデザインを見つけて、その中から条件に合ってる靴を選ぶことは出来ると思うので、完全に妥協や諦めたりはせず、最悪でも少し妥協くらいにしてモチベーションに影響が出ないようにするといいですね。
この際に注意してほしいのが、デザイン的につま先が丸かったり少し尖ってたりするものがありますので、自分のつま先になるべくフィットしてるタイプを選ぶようにしてください。
サイズに注意
上記のつま先の話にも関係してきますが、バドミントンシューズを買う際はサイズに注意してください。
先程も説明したとおり、バドミントンはグリップ性が重要ですので、大きすぎる靴だとせっかく止まっても靴の中で無駄な動きをしてしまいきちっと止まれませんし、怪我につながったり靴擦れしたりします。
目安としては、つま先に多少だけ余裕を持って、全体的にはちょっときついかな?くらいでいいと思います。
普段の外靴などでしたら、25cmの人だったら26cmくらいで買ったりしてもそんな問題はないでしょうが、バドミントンシューズの場合はそういう感覚は捨ててください。
成長期の学生でしたら足の成長もしますし、大きくなる前提で余裕を持って買いたいとは思いますが、そこは妥協せずにフィットサイズを選ぶようにしてください。
結果的にしっかりとした練習ができなくなったら体型は成長してもバドミントンの成長はできませんからね。
本当に微調整でしたら紐でも出来るので、万が一あとからサイズに違和感を感じた場合は紐でなんとかならないかやってみてください。
もし紐で調整できないくらいだったら、素直に交換できないかお店に聞いて、無理だったら成長を待ってしまっておきましょう。
履いた履いてないの証明ができないので厳しいとは思いますが、レシートなどは失敗した時に交換の可能性を少しでも上げるために大事に取っておきましょうね。
メーカーでの違い
ラケット同様に、大半のシェアはヨネックスが占めていますが、もちろん他にも色々なメーカーがバドミントンシューズを制作しています。
有名なところでしたら、ミズノやウィルソンが最近でも一定の人気を持っていますね。
性能に関してはどのメーカーも切磋琢磨していて、どのメーカーも質の高い靴を出してくれています。
なので、デザインなどで気に入ったりした場合はお好きなメーカーから選んで大丈夫です。
シューズと合わせて
シューズはいくらグリップなどに優れていても、体育館で使用していたら嫌でも滑るようになります。
体育館や廊下にはどうしてもホコリや小さな砂があるのでそれらが付着してしまうんですよね。
部活動でしたら濡れた雑巾で軽く拭けばしばらくはまた滑らなくなりますが、試合のときなとは準備されていない場合も多いと思います。
そんなときのために、靴の裏用のスプレーなども売っていますので、靴を買った際に余裕があれば合わせて購入しておいたほうがいいかもしれません。
1000円前後で売っていますし、しばらくはなくならないのであって困ることはないものですので。
買い替え時
買い替え時としては、明らかに裏のゴムが磨り減ってしまって、拭いても拭いても滑るのが多くなってしまったときですね。
消耗品ですので、自身的にもう厳しいと思った際は新しいのを購入しましょう。
他にも、純粋に破損してしまったり、サイズが合わなくなってしまっても買い替えどきです。
一回買えばそう簡単に壊れるものではありませんし。ゴムも室内で使ってれば簡単にはすり減りませんので、あまり過度に気にし過ぎはよくありませんが、上靴代わりにしたりしてバドミントン以外に使用すると壊れるペースは早くなります。
靴の寿命を伸ばすためにも、なるべくはバドミントンするときだけに使用しましょう。
まとめ
シューズ選びで大事なことは、グリップ力と軽さと弾力性、そしてサイズです。
自身の成長のために靴は非常に重要な道具ですので、お店で実物を見て、一度足を通して決めるようにしましょう。
値段に関しては、安いものでも悪くはないですが、出来れば妥協せずに良いものを買ったほうが色々と安心できると思います。
自分の条件にあったもので、なるべくお気に入りのデザインの靴を選ぶようにしてくださいね。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。