バドミントンの試合時間の目安について。種目別の平均時間。

バドミントンの試合は一試合で平均どれくらいかかるのか、あらかじめ知っておくといろいろな準備などに都合がいいですよね。

平均時間を知っておくというのは、当然色々な状況下において大きくずれることもあると思いますが、あくまで目安の1つにはなるでしょう。

今回は色々な種目別に大体どれくらいの時間かかるのかをご紹介していきますので、準備する目安だったり、応援に行く時間などの参考にしていってください。

ただ、あくまで高いレベルのプレイヤー同士が戦った場合の平均となっているということだけは頭に入れておいてください。

バドミントンのルール

まずは簡単なバドミントンのルールですが、時間に一番影響がある部分として、ポイントは21点マッチで先に2ゲーム先取した方の勝利となります。

お互い1ゲームずつ取った場合は3ゲーム目となり、各ゲームお互い20点になった場合は、2点差がつく、もしくは30点に先に到達した方が勝利となります。

このデュースの部分と3ゲーム目があるかないかが試合時間に大きく影響してきます。

ポイントに関してはラリーポイント制で、サーブに関係なく決めたほうが点数となっているので、その部分は非常にスムーズに進行できるシステムになっていますね。

他には、各ゲームのどちらか11点に到達したときと、ゲーム間に2分のインターバルが設けられています。

旧ルールと今後の噂

これは余談ですが、2006年前後を境に現状のルールとなりました。

それ以前はサーブ権制となっていて、サーブを打った側しかポイントにならないというルールでした。

サーブ権を持っている方がミスしたら相手にサーブ権が行き、またサーブ権がある方がミスしたらサーブ権の交代という感じになったり、ひたすらサーブ権のみの交代となり、ポイントがずっと進まないなんてことも多かったんですよね。

ポイント自体は今より少ない15点マッチで、女子のシングルスなら11点の場合もあったんですが、やはり今と比べるとスピード感はありませんでした。

やはりその時間の長さのせいもあってか、テレビなどに不向きなことや分かりづらいということもあり、展開を早くするために今のようなルールになったのでした。

ただ、今のルールですら長いという意見があるようで、更に時間短縮するルールも考えられているようです。

正直現状でもそんなに長いかなってイメージなんですが、現状でも年々レベルと技術向上もあって試合時間はのびてきてるそうで、世界的にはもっと早くスリリングな試合が望まれているようですね。

短縮派の声としては時間が長いだけでなく、21点は長い、序盤が流し気味、点差開いたらやる気がなくなる、なんていうのが意見として上がってるようです。

言いたいことはわからなくもないですし、納得できる部分もありますが、あまり短いスパンでルールを変えるとそれこそバドミントン定着の妨げになるような気もしますが。

まぁ決定ではないのですが、もしかしたら今後は更に試合時間短縮のあたらしいルールが設けられるかもしれません。

バドミントンの平均試合時間

個人的なイメージですが、女子ダブルスはラリーも長いので一番試合時間が長いというイメージでした。

逆に男子シングルスとかは結構早く終わりそうだなっていう感じですね。

ところが、結果としては結構意外な結果となっていました。

それでは、種目別に平均試合時間を見ていきましょう。

男子シングルス

平均試合時間40分弱ということでした。

2ゲーム連取だとしても1ゲーム20分くらいで、3ゲームだとしたら1ゲーム15分くらいという感じですね。

やはり男子の高いレベルの選手になると簡単には落とさないですし、1ラリーが結構長くなってきているのでしょうか。

実は今回紹介する中で一番平均時間が長いのがこの男子シングルスなんですよね。

上記でも言いましたが、一番終わるのが早いようなイメージだったのでとても意外でした。

女子シングルス

平均試合時間37~38分

こちらは男子シングルスよりは少し短めになっていますね。

単純に割ったら、2ゲーム先取で15分弱で、3ゲームなら12分くらいでしょうか?結構速いですね。

奥原選手のように粘りの選手はきっともっと長いのでしょうが、最近は女性でもスマッシュが早い人が増えてきたので、そういった部分もあって少し早めになってるのでしょう。

男子ダブルス

平均試合時間35分前後

男子ダブルスは見ていてもとても激しく展開も早いので、この時間の短さも納得ですね。

簡単に計算したら、2ゲーム連取した場合で17分、3ゲームだとしたら11分ちょいって感じでしょうか。

ちなみに今回紹介した中で一番短いのがこの男子ダブルスとなっています。

ほぼほぼスマッシュの打ち合いですし、多少ラリーが長引いてもシャトル自体が速いですからね。

女子ダブルス

平均試合時間37~38分

思ったより短くて意外だったのがこの女子ダブルスです。

1ゲーム平均18分くらいで、3ゲームなら12分ですからね。

個人的なイメージというか、たまに物凄い長いラリーなどを見かけるので長いイメージ7日もしれませんが、いつもいつも長いわけではないですからね。

最近では女子の強打もかなり速いですし、ネット際もレベルが高いですから決まるのが早くなったのでしょう。

ミックスダブルス

平均試合時間35分前後

男簡単に計算したら、2ゲーム連取した場合で17分、3ゲームだとしたら11分ちょいって感じでしょうか。

こちらも男子ダブルスと同じくらいに試合時間が短い種目となっています。

男性のスマッシュはやはり女性には決まりやすい部分もありますので、そういう作戦などもありスムーズな試合展開なのでしょう。

ちょっとした豆知識

豆知識というほどのことではないのですが、審判やタイムテーブルを考える人達は、点数✕0.75を1試合の時間として計算しているそうです。

21点マッチ✕075=15.75なので、1ゲームを約15分と計算してテーブルを組み立てているんですね。

もちろん3ゲームまでもつれたりとかもありますが、逆に圧倒的な差ですぐ終わったりもあるので、最終的にはそこまで大きなズレは起きないようです。

上記の平均時間でも大体が1試合40分くらいで、平均すれば1ゲーム15分から20分なので、この計算は確かに近いですよね。

まとめ

というわけで、今回は様々な種目の試合時間をご紹介させていただきました。

最短で35分で最長が40分弱ということですね。

あくまで平均であり、その都度様々な状況があると思うので実際の計算は難しいかと思いますが、自身のタイムスケジュールの参考にしてください。

あとは移動や清掃時間などの準備時間もあるので、平均時間に5分程度を加味して考えるとなお良いでしょう。

個人的には40分位ならそこまで長いとは思わないのですが、レベルや技術の向上もあってか、試合時間は年々伸びてるそうです。

そういった背景もあり、今後はまたどうなるかわからないので、ルールや試合時間からは目が離せませんね。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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